ユーザー予想の初期設定

Boat Advisor には、作者が設定したソフト既定の予想セオリーがすでに登録されています。ソフト既定の予想セオリーは、作者の経験や勘に頼らず、予想に最も有効で最適な重視率を設定するために、統計的手法である多変量解析を用いています。

多変量解析とは、いくつかの原因と思われるデータと、それらから得られる結果の関係を導き出して、結果の予測などを行う分析手法です。これを競艇に当てはめると、原因と思われるデータが勝率や2連対率などの予想ファクターで、得られる結果が着順等になります。

多変量解析を用いることによって、着順に各予想ファクターがどの程度関係しているかが解ります。この分析結果を基に、着順と大きな関係がある予想ファクターは重視率を大きく、逆にあまり関係がない予想ファクターの重視率を小さく設定したのが、ソフト既定の予想セオリーです。

Boat Advisor の予想セオリーは、予想ファクターと着順の関係を分析していますので、的中率重視 (予想精度重視) の設定になっています。

舟券を買う場合に重要なのは回収率ですが、回収率重視の最適な設定を計算で求めるのは容易ではありません。また、回収率の場合はオッズによって影響を受けますので、Boat Advisor のユーザーが増えれば、回収率も下がってくるでしょう。

よって、Boat Advisor の予想は的中率重視を目指しました。的中率重視の予想でも、オッズによって買うか見送るかを判断すれば、回収率に関してもアップすると作者は考えています。

予想ファクターと着順の関係を分析したと述べましたが、厳密に言えば着順ではなく、"2着以内になる率" との関係を分析しました。したがってソフト既定の予想は、2着以内になる率が高いと予想される選手から順に印が付けられます。

1着になる率や3着以内になる率を重要視したい場合は、ソフト既定の予想セオリーがベストではないかもしれません。また Boat Advisor の予想セオリーは、競艇場やレースの条件ごとに細かく設定を変えていませんので、それらの特性に合わせて予想セオリーを設定すれば、さらに的中率が上がる可能性もあります。

よって、ソフト既定の予想が必ずしも最高であるとは言えないでしょう。

Boat Advisor には、予想の的中率,回収率を検証できる 「予想結果分析」 機能が備わっています。これを使用して回収率重視の予想セオリーを見つけだしたり、あるいはソフト既定の予想セオリーを改良して、的中率のさらなるアップを目指すなど、まだまだ色々な可能性があると思います。是非あなた自身で可能性を見つけてください。