[予想のカスタマイズ] ダイアログ - [予想全般] ページ

ソフト予想およびユーザー予想に共通した設定を行います。

[予想方法の選択 (初期値)]
レースの予想は、ツールバーの [予想方法の選択] ドロップダウン リストで選択されている方法で行います。このオプション設定は、ソフトを起動した際にドロップダウン リストで選択される初期値を設定します。
[舟券勝式の表示 (初期値)]
[出走表] ウィンドウを開いた時に、最初に表示する舟券予想の勝式を指定します。なお、「予想一覧の印刷」 で印刷される舟券の勝式は、[オプション] ダイアログの [印刷] ページで設定してください。
[予想から除外する選手]
予想ファクターはデータがなくて無効な場合があります。例えば、デビューしたばかりの新人選手は、それまでに出走経験がないので、勝率,2連対率等のデータはありません。同じように新モーターになった直後では、モーター勝率,モーター2連対率等も無効なデータです。

予想を行う際に、このような無効なデータが多いと正確に予想することができません。したがって無効なデータが多い選手は、予想から除外して考えたい場合があります。

[予想から除外する選手] は、予想セオリーの重視率設定に基づいて選手を評価する際に、無効な予想ファクターの重視率合計が、どの程度の割合を占めたら予想から除外するか設定します。除外された選手は予想指数や予想印が表示されず、舟券予想からも除外されます。

例を挙げて説明しましょう。

[勝率] の設定値が 200 (重視率は50%)
[モーター勝率] の設定値が 100 (重視率は25%)
[ボート勝率] の設定値が 100 (重視率は25%)

このような予想セオリーを使用していて、[予想から除外する選手] が "40%" に設定されているとします。

[勝率] のデータがない選手の場合は、無効な予想ファクターが全体の 50% を占めることになり、[予想から除外する選手] の設定値である 40% を超えますので、この選手は予想から除外されます。また、[モーター勝率] または [ボート勝率] どちらかだけのデータがない場合だと、無効な予想ファクターは 25% しか占めませんので、予想から除外されません。しかし、[モーター勝率],[ボート勝率] 両方のデータがない場合は、二つの予想ファクターの重視率を併せると 50% 占めることになりますので、予想から除外されます。
[進入コース予想]
[スタート展示のコースをそのまま使用する] をオンにすると、Boat Advisor の進入コース予想を使用せずに、スタート展示の進入コースをそのまま進入コース予想とします。(スタート展示が入力されていない場合は、Boat Advisor の進入コース予想が使用されます。)

[進入指数] は、このオプションの設定と関係ありません。[スタート展示のコースをそのまま使用する] がオフの場合でも、Boat Advisor の進入コース予想は、スタート展示を重要視して予想を行いますので、スタート展示の進入コースと多くの場合で一致します。

また、ソフト既定の方法で予想を行っている場合、このオプションの設定は関係がありません。何故かというと、ソフト既定の予想セオリーは予想ファクターに [進入指数] を使用していて、[予想進入コース] を使用していないからです。 独自の予想セオリーを作成していて、予想ファクターに [予想進入コース] が含まれている場合に関係のあるオプションです。


このオプションは、スタート展示の進入コースを入力する替わりに、ユーザーが考えた進入コースを入力して、レース予想を行いたい場合にも使えるでしょう。