データの用語説明

Boat Advisor で使われている独自の用語や記号、また、Boat Advisor を使用する上で解説が必要な用語の意味を説明します。一般的に使用されている競艇用語に関しては説明していませんので、ここに記載されていない一般的な用語の意味を知りたい場合は、競艇オフィシャルWebの 「用語辞典」 などを参考にしてください。

用 語 索 引 (カッコ内は略表記)
着順記号
事故点・事故率
出走選手の人気
合成オッズ
能力指数 (能力)
回収率
進入指数
平均進入コース (平均進入)
平均展示タイム順位 (平均展順)
今節展示ポイント
勝率ポイント (勝率P)
モーター評価ポイント (評価P)

着順記号
着順を表示する際に使用される記号の意味は下表のとおりです。着順記号が赤色で表示されている場合は選手責任になります。
記号 意味
1〜6 1〜6着
妨害失格
エンスト失格
転覆失格
落水失格
沈没失格
不完走失格
前記以外の失格
F フライング返還欠場
L 出遅れ返還欠場
欠場

2003年7月31日以前のレースや、 [選手情報] ウィンドウの [成績詳細] の着順表示には、下表の区分と記号が使用されています。出走数の数字は、勝率や事故率を計算する場合に、出走回数としてカウントする値です。つまり "0" の場合には出走回数に含まれません。
記号 意味 出走数
1〜6 1〜6着 1
S0 失格 (選手責任外) 0
S1 失格 (選手責任) 1
S2 失格 (選手責任・他艇を妨害) 1
F フライング 1
L0 出遅れ (選手責任外) 0
L1 出遅れ (選手責任) 1
K0 欠場 (選手責任外) 0
K1 欠場 (選手責任) 1
事故点・事故率
選手の級別を決定する際、事故点・事故率のデータも参考にされます。事故点は下表のようになっており、事故点の合計を出走回数で割った値が事故率です。
記号 意味 事故点
S1 失格 (選手責任) 10点
S2 失格 (選手責任・他艇を妨害) 15点
F フライング*注1 20点
(30点)
L1 出遅れ (選手責任)*注1 20点
(30点)
K1 欠場 (選手責任) 10点
不良航法*注2 2点
待機行動違反*注2 2点
*注1
2005年5月1日の審査期間より、優勝戦でのフライング・出遅れ (選手責任) の事故点が30点になりました。
*注2
2005年5月1日の審査期間より、不良航法および待機行動違反に事故点が課せられるようになりました。

現在、不良航法および待機行動違反のデータが提供されていないため、これらのデータを含めずに事故点・事故率を算出しています。よって正確な値ではありません。事故点・事故率の集計期間に2005年5月1日以降が含まれる場合、事故点・事故率を灰色で表示しています。(「予想紙印刷」 には灰色で印刷されません。)
出走選手の人気
[競走成績],[節間成績],[選手戦歴],[モーター戦歴],[ボート戦歴] ウィンドウに表示される人気は、3連勝単式舟券のオッズを元に計算したもので、下記の方法によって算出しています。(2003年7月31日以前のレースの場合は、選手の人気が表示されません。)
  1. オッズの逆数 「1 ÷ オッズ」 をそれぞれ求めます。
  2. 各選手別に、その選手を1着 (頭) に絡めた20通りの舟券 (1.で算出された値) の合計を集計します。
  3. 合計値の多い選手から順番に人気を付けます。
正確な人気を求めるには、オッズではなく舟券の投票数を使用するべきですが、投票数データの入手が困難であるため、このような方法を採用しています。

投票数からオッズが計算される際に、端数の切り捨てが行われます (例えば、計算値が 10.09999 の場合だとオッズは 10.0)。 そのため投票数を元に求めた人気と Boat Advisor で表示される人気は、相違することが起こりえます。また、Boat Advisor では返還艇も含めて (欠場は除く) 人気を求めていますので、ご注意ください。
合成オッズ
合成オッズとは、複数の舟券 (投票目) を一つにまとめた場合の倍率のことです。例えば、Aの舟券が6倍,Bの舟券が3倍だとすると、AとBの合成オッズは2倍です。つまり合成オッズは、投票目のどれが的中したとしても払戻金額が同じになるような配分で、投票を行った場合の倍率と同じです。仮に総投票金額を3,000円としましょう。この場合、Aに1,000円,Bに2,000円の配分で投票を行えば、どちらが的中したとしても払戻金額が6,000円となります。したがって 「払戻金額6,000円 ÷ 総投票金額3,000円 = 2」 ですので、AとBの合成オッズは2倍となります。

合成オッズは次のよう計算方法で求めます。
  1. 合成したい舟券のオッズの逆数 「1 ÷ オッズ」 をそれぞれ求めます。
  2. 1.で求めた値の合計を集計します。
  3. 集計した値の逆数を求めると、これが合成オッズになります。
合成オッズは複数の的中がないことを前提として求めます。よって、同じ勝式の舟券だけで求める必要があることに注意してください。。例えば、投票目に3連単と2連単が含まれていたりすると、複数の的中がありえますので、このような場合は合成オッズを計算してもあまり意味がありません。

合成オッズの利用方法としては、下記のような使い方があるでしょう。。 他にも色々な利用方法がありますので、もっと詳しく知りたい場合は、"合成オッズ" をキーワードにインターネットで検索してみると良いでしょう。(競馬サイトが多いですが競艇でも参考になります。)
能力指数 (能力)
競艇場で配布されているモーターボート ファン手帳に載っている能力指数です。Boat Advisor 独自の指数ではありません。成績を集計して能力指数を算出する場合でも、ファン手帳の能力指数と同じ計算方法で算出しています。能力指数の計算方法および実力基準につきましては、ファン手帳に記載されていますので参考にしてください。
モーターボート ファン手帳より抜粋

競艇でいう "選手勝率" とは各選手の着順点合計を出走回数で除したものです。この勝率は各選手の平均着順をはかる目安としては参考になるものです。しかし、選手間の実力を知るとなると、レースのグレードをあまり考慮していない為、実力差が明確に勝率数に表れません。

そこで、このファン手帳ではレースのグレードにより着順点格差をつけるとともに従来の10度数から馴じみ深い100度数に変更した着順点を与え、勝率計算する事によりどなたでも容易に実力比較が可能な "能力指数" を考案しました。

<算出方法>
  • 各選手の成績を下表の得点基準により着順点として換算し、その合計点を求める。
  • 能力指数 = 着順点合計 ÷ 選手責任外事故を除く出走回数 (小数点以下四捨五入)

◆得点基準表

レースグレード 1着 2着 3着 4着 5着 6着
SG
GT
優勝戦 100 98 94 91 88 85
予選一般・準優 85 82 77 73 69 65
GU 優勝戦 80 78 74 71 68 65
予選一般・準優 70 67 62 58 54 50
GV
一般
優勝戦 65 63 59 56 53 50
予選一般・準優 60 58 55 50 40 30
*選手責任によるスタート事故・失格並びに番組公表後の欠場は出走回数1回とし着順点は0点とする。

〈参考〉実力比較早見表

能力
指数
選手の実力
70以上 SG・GTトップクラス
65以上 SG・GT常連メンバー
55以上 一般・GU以上混合選手
50以上 一般A級の実力
45 B級の実力
*この表はあくまでも目安ですので実際とは異なる場合がございます。
回収率
回収率とは、舟券の投票金額に対していくら払戻金があったかを表す率で、以下の計算式で表されます。

回収率 = 払戻金合計 ÷ 舟券の投票金額合計 × 100

Boat Advisor で表示される回収率のデータは、下記のように2種類あります。
フライングや舟券の不成立等により返還があった場合は、返還舟券を計算から除外しています。また、拡連複のような売り上げの少ない勝式では、無投票の組番がたまに存在します。個々の舟券の投票状況を把握することはできないので、全ての組番に投票がされていると仮定して、計算を行っています。
進入指数
進入コースの予想は、簡単に進入コースが予測できる場合とそうでない場合があります。例えば同じ1コースの予想でも、まず確実に1コースであろうと思われる選手と、たぶん1コースだろうと思われる選手がいるはずです。進入コースだけを予想して表示した場合では、このような違いまでを表すことができません。

そこで Boat Advisor では、予想進入コース以外に進入指数という数値を求めて、進入コース予想に表示しています。(進入コース予想を何パターンも挙げる方法がありますが、予想を数値で表現できた方が便利です。)

進入指数とは、予想される進入コースを指数化したもので、選手の艇番進入コースと能力指数のデータが、実際の進入コースとどのような関係があったかを統計分析で調べて、その分析結果を基に算出しています。(分析結果は競艇場によって変わります。)

進入指数は 10〜60 の値で表され、指数を 10 で割った値が予想される進入コースの平均値だと思ってください。

進入指数は数値が小さいほど、そのレースでインコースになる可能性が高いことを表しています。しかし、必ずしも数値が小さいからといって、インコースになる可能性が高いとは言えません。

進入指数を見る場合は、他の選手との指数差も重要です。他の選手との指数差が小さければ、コースが入れ替わる可能性が高くなります。よって、隣のコースの選手との指数差が大きいほど、進入予想の信頼度は高いと言えるでしょう。

進入コースの予想は、スタート展示の進入コースも参考にしますので、スタート展示のデータが入力されると、予想進入コースおよび進入指数も変化します。
平均進入コース (平均進入)
進入コースを平均した数値です。簡単な数値ですが、選手の進入コース傾向を知るデータとして役に立ちます。また、コース別進入回数のデータに比べて、選手間での比較を容易に行うことができます。
平均展示タイム順位 (平均展順)
展示タイムが出走選手の中で何番目に速かったかの順位を平均したものです。この数値は、常に速い展示タイムを出すタイプの選手か、または逆のタイプの選手かを知る上で参考になります。

単純に展示タイムを平均した数値だと、水面状況に大きく影響されるので、静水面を多く走った選手の方が有利になるでしょう。また、特別遅いタイム等の異常値が含まれていた場合、展示タイムの平均では異常値の影響を受け易くなってしまいます。

よって Boat Advisor は、選手の展示タイム傾向を知るデータとして、展示タイムの順位を平均した値を使用することにしました。
今節展示ポイント
常に速い展示タイムを出すタイプの選手もいれば、また逆のタイプの選手もいます。よって、常に速い展示タイムを出すタイプの選手の展示タイムが良くても、それが普通であり特別調子が良いとは言えません。

今節展示ポイントは、今節の平均展示タイム順位から、近況の平均展示タイム順位を引いた値です。よって、マイナスの値が大きいほど良く、逆にプラスの値が大きいほど悪いことになります。

このデータによって、今節の展示タイムは普段と比べて良く出ているのか、また出ていないのかを判断することができるでしょう。
勝率ポイント (勝率P)
モーターの成績は使用する選手によって影響を受けます。実力がある選手に多く使用されていたモーターは、成績もおそらく良いでしょう。よってモーターを勝率や2連対率だけで判断するのは不十分だと言えます。Boat Advisor では公平に比較するため、モーターの勝率*注と使用選手の近況勝率の差を集計することにしました。これが勝率ポイントです。

モーターの勝率ポイントは、モーターの勝率から使用選手の近況勝率を引いた値ですから、0 が平均的な成績になり、プラスの値が大きいほど成績は良く、逆にマイナスの値が大きいほど成績が悪いことになります。

例えば、モーターの勝率ポイントが +0.50 だった場合、モーターの勝率が使用選手の近況勝率より 0.50 良かったことを表しています。
(モーターを例に説明していますが、ボートの勝率ポイントも同様に計算されます。)

*注
選手の勝率計算は、GTの場合だと1点増しのように、開催のグレードによって得点が加算されますが、モーターやボートの勝率計算は、グレードによる得点加算を行っていません。勝率ポイントを求める際の勝率計算は、使用選手の近況勝率と比較するため、選手の勝率計算方法を採用しています。
モーター評価ポイント (評価P)
モーター評価ポイントとは、[出走表] ウィンドウや 「予想紙の印刷」 で出力されるデータで、モーターが使用された最近6開催のモーター勝率ポイントを集計した値のことです。よって計算方法はモーター勝率ポイントと同じです。

なぜ通算成績ではなく、最近6開催のデータを採用しているかというと、最近6開催を集計したデータが、レース結果と最も相関 (関係) が大きいという分析結果が得られたからです。