ユーザーが自分で考えた方式で予想を行える "ユーザー予想" がどのように行われるか解説します。
Boat Advisor がレースの予想を行う場合、まず最初に出走選手それぞれの評価を行います。出走選手の評価に使われるデータには、以下のような32項目のデータがあります。
勝率 | 予想コース勝率 | 今節勝率 | F回数 |
能力指数 | 当地勝率 | 今節2連対率 | 艇番 |
1着率 | 当地2連対率 | 今節平均ST | 予想進入コース |
2連対率 | モーター勝率 | 今節平均S順位 | 進入指数 |
3連対率 | モーター2連対率 | 今節平均展示順位 | 進入補正 (コース) |
回収率 | モーター評価ポイント | 今節展示ポイント | 進入補正 (指数) |
平均ST | ボート勝率 | 展示タイム | レース場特性 (コース) |
平均S順位 | ボート2連対率 | 事故率 | レース場特性 (指数) |
これら出走選手の評価に使用されるデータのことを、Boat Advisor では "予想ファクター" と名付けています。各予想ファクターの詳しい説明を知りたい場合は、「予想ファクターの説明」 を参照してください。
出走選手の評価は、各予想ファクターをどれ位の割合で重視するかによって変わってきます。例えば、選手の勝率を重視した場合とモーター2連対率を重視した場合とでは、評価が全く違ってくるでしょう。Boat Advisor では、各予想ファクターの重視する割合を設定して、その設定に基づいて出走選手の評価を行うことができるのです。このような予想ファクターの重視率を設定したものを、Boat Advisor では "予想セオリー" と名付けています。
[予想セオリーの設定] ダイアログ
Boat Advisor には、作者が設定した予想セオリーがすでに登録されていますが、ユーザーが自分で考えた予想セオリーを登録して、予想を行うことが可能です。また、予想セオリーは複数登録することができるので、開催のグレード別や各レース場ごとに、使用する予想セオリーを使い分けて予想を行うこともできます。
[予想のカスタマイズ] ダイアログの [自動選択] ページ
Boat Advisor は予想セオリーの設定に基づいて出走選手の評価を行い、評価値である予想指数を算出します。予想指数は1 〜 100の数値で表され、数値が大きいほど評価が高くなります。また、出走選手の平均が50になるようになっています。
次に予想指数の大きい順に予想順位が付けられ、予想順位1位から予想順位4位の選手には、予想欄に ◎,○,△,× の予想印が表示されます。この時、もし予想指数が小数点以下も全く同じ場合は、艇番の小さい方が上位となります。
連勝式の舟券予想は、予想順位のどの組み合わせを舟券の予想目とするのか、勝式別に設定を行うことができます。Boat Advisor はその設定にしたがって舟券予想を表示します。
[予想のカスタマイズ] ダイアログの [連勝式舟券] ページ